このたび、特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者(いわゆる「特化物作業主任者」)の技能講習を修了しました。
国家試験ではなく「講習+修了試験」の形式ですが、実務上は非常に重要な資格です。今回は、
- 講習の内容や雰囲気
- 修了試験のポイント
- 取得して感じたこと
- これから受講する方へのアドバイス
をまとめます。
1.特化物作業主任者とは?
特化物作業主任者は、労働安全衛生法に基づき、特定化学物質を取り扱う作業現場で選任が義務づけられている資格です。
作業方法の決定や、作業者への指示、安全管理などを担う重要な役割があります。
化学物質を扱う現場では、自分自身だけでなく、周囲の安全と健康を守る立場にもなる資格です。
また、化学物質管理や環境関連資格としては、環境計量士(濃度関係)も取得しています。より専門性の高い国家資格については、別記事で詳しくまとめています。
2.講習の内容や雰囲気
講習は2日間にわたって実施されます。
初日に、講義から修了試験までの流れについて説明があります。特に強調されるのが、
- 法律で定められた時間・科目の受講が必須
- 欠席・遅刻・居眠りは修了試験の受験資格に影響する可能性がある
という点です。
実際に、講義中に居眠りやスマホ操作をしていると注意を受けます。
私が受講した会場では、注意回数もカウントされている様子で、2~3回注意を受けると修了試験を受けられなくなる可能性があるようでした。
また、講義中に受付担当の方が教室を巡回し、受講態度をチェックしている場面もありました。
開催者の気分ではなく法律で受講科目は決められているのでそれを受けてない人を合格にするわけにはいかないということでしょうね・・・
2日間ほぼ座学のため、どうしても眠気が出てきます。
「内容が難しい」というよりも、集中力との戦いという側面があると感じました。
(特に昼ご飯直後の講義はきつい・・・)
3.修了試験のポイント
修了試験は、講習2日目の最後に実施されます。
- 大問4問構成
- 各大問に5問または10問の設問
という形式でした。
合格基準は、
- 各大問で40%以上
- かつ、全体で60%以上
です。
例えば、大問が5問構成の場合、2問以下しか正解できないとその時点で不合格になります。
つまり、苦手分野を放置すると足元をすくわれる試験です。
対策としては、
- 講師が「重要」と強調した部分を確実に復習する
- 各分野まんべんなく理解しておく
ことが大切です。
内容自体は講義をきちんと聞いていれば十分対応可能なレベルだと感じました。
4.取得してみての感想と今後の活かし方
資格取得そのものの難易度は、そこまで高くありません。
ただし、実務において全ての特定化学物質を日常的に扱うかというと、人によっては限られていると思います。
私の場合も、実務で主に関わるのは硝酸など一部の物質です。
それでも、
- 化学物質の危険性を体系的に学べる
- 管理者視点で安全を考えるきっかけになる
という点で非常に有益でした。
自分や仲間の安全と健康を守るための知識として、価値のある資格だと感じています。
5.これから受講する方へのアドバイス
講習前の準備
特別な事前学習は基本的に不要です。
申し込み・支払いを確実に済ませ、当日遅刻しないことが最重要です。
勉強のコツ
試験は2日目の最後に行われます。
いわば短期決戦型です。
特に注意したいのは、
- 1日目の内容は2日目には忘れやすい
という点。
おすすめは、
- 2日目の休み時間や昼休みに1日目の内容を軽く復習する
- 講師が強調したポイントをチェックしておく
ことです。
この復習をするだけで、安心感がかなり違います。
まとめ
特化物作業主任者技能講習は、難関資格ではありません。
しかし、現場の安全管理に直結する重要な資格です。
- きちんと受講すること
- まんべんなく理解すること
- 1日目の復習を忘れないこと
この3点を意識すれば、十分合格可能です。
これから受講される方の参考になれば幸いです。


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